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F-net 第5節 vs 府中アスレティックスサテライトB


どうもこんにちは。今回は7/6に行われた、エフネット4節vs府中アスレティックサテライトB戦について書いていこうと思います。申し遅れました、最近朝にバイトをするようになり自然に5時には目が覚めてしまう健康優良児、邑田龍成です。朝バイトをすると確実に一限に間に合うだけでなく、満員電車を回避することができ、それでいてお金も稼げる。まさに一石三鳥。ただ睡眠時間を削っていて健康被害が出てしまうため、この一石が持つ重さに気づき始めた今日この頃でございます。また、8/9には全人類お待ちかねのライオンキングの公開があるので、8/9はテストが終わったその足で映画館に向かう予定です。皆さんもぜひ映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

前置きはスルーしてもらってここからは本題に入ります。実質の代替わりがあり1、2年だけで戦った今回の試合、結果は0-9と自分自身経験したことのない惨敗でした。最悪のスタートであり、この試合で得られたものを唯一あげるとするならば”気づき”だけであるように感じます。一部で戦うことの難しさ、そして今まで先輩方の偉大さ、この二つです。ただあまり悲観的にならずに考えると、これらのことに気づくことができた、再認識することができたのは今後チームに一体感責任感をもたらしてくれるという意味では大きな収穫であると感じます。スカウティングも何もせず試合に臨む、曖昧な指示や思慮浅い戦術などが飛び交う、などのことは今後は意識を切り替えて無くして行くしかないです。

チームとしての話は今はせずに、まずは初公式戦だった一年生に向けて言いたいことを記していきます。事故のような形で今回公式戦デビューとなった一年生は苦労した点が多かったと思います。狭すぎるコート、明らかに強度が練習と違うデュエルの場面、そして目まぐるしくコートを動きこちらを消耗させる相手の選手たち、この試合を通じて一年生に一番感じて欲しかったのはフットサルというスポーツがチームスポーツであるということです。カバーの距離が近く、短いパスを使うフットサルではサッカーよりも個人プレーが生きる場面がはるかに少ないです。声かけがうまくいかずにマークの受け渡しを失敗すると今回のようにドフリーの相手に対して大量失点を招くことになりますし、チームで意思を統一せずに下での回しを開始してもボールを前に運ぶことはできません。選手が自由に交代するのではなくセットを分ける理由もそこです、一心同体でプレーすれば少なくともハーフの守備が崩されることはないですし回避の時に出しどころがなくなり焦ってボール蹴りロストすることもありません。テックの歴代の先輩方が大事な試合で勝ってきたのはそこにあると思います(もちろん技術力もめちゃくちゃ高いです)。東工大フットサル部というチームが他の強豪と互角以上にわたりあえてきたのは他のチームが個で解決しようとする部分をチーム全体で補ってきたからです(見当違いだったら先輩方本当に申し訳ございません)。つまり、私が伝えたいことは1年生にはお互いに積極的にコミュニケーションをとり話し合い、試合中は同じ方向を向いて戦って欲しいということです。考え、狙いがあってもそれがチームのものではなく各個人によるものであるならばそれは効果を成しません、むしろ相違点に嫌気がさしチームの士気が下がってしまうでしょう。これから自分がやりたい動き、戦術があったらできるだけあげていって欲しい、そして問題点、改善点が浮かんだらどんどん出して欲しいです。

次に初めて自分たちの代として戦った2年生に共有したいことを書いていきます。我々2年生にとっての今回の惨敗は決して笑って済ますことのできない事案であり重く受け止めるべき現実です。1年間練習をしたのにも関わらず何度も何度もこじ開けられてしまったハーフの守備、そして今だに有効な動きができていない回避。この現実を見て来年このメンバーになって戦う時果たして今回のメンバーで勝ち星を挙げることはできるのか、現時点での回答は言いようもなくノーであり私たちに必要なのは自覚と自信です。自分のプレー、選択に自信を持つことができずに先輩の指示を仰ぐフェイズは予期せず終わってしまいました、今後は2年生みんなで戦術や戦い方について話し合い、頼りになる後輩にどんどん指示を出すようにすべきです。大事なのは実力もそうですが的確に指示を出しみんなを的確に動かし動くことなので練習中の指示系統は徹底的にやっていきましょう。中村だけに全ての責任を負わせるのは絶対にタブーです。

とここまで色々書いてきましたが、実際は新たな船出に対して感じている一番大きい感情は不安ではなく、ある種喜びです。2年生になって今までの人生で最大に精神、肉体をすり減らしている今の私にとってフットサルは楽しくストレスを発散できるイベントであり、それにもっと向き合っていくことができるというのはワクワクそのものです。しかし、今後負け続けると精神面に支障をきたすのでみんなのメンタルヘルスを考えて今後は勝ちましょう!!!!

この記事を書いたプレーヤー
OB murataryusei 邑田 龍成

テックの新遅刻魔。その外見から共学出身だと思われるが、喋りで男子校出身がばれる。コート上では持ち前のスピードを活かし攻撃参加するスピードスターと化す。是非試合前もそのスピードを活かして早く会場に来てほしい。現在留学のため休部中。