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引退ブログ part8


 

#23六岡です。

連続の投稿になります、今回は引退ブログを書かせてもらいます。

これまで何度もブログを書かせてもらいましたが、最後まで何を書けばいいんだかあんまり掴めません。。。笑

まあ、この後に壮大な文章を書いてくれそうな人が控えているので僕のブログは前座ってことで。

 

 

僕は6年間もこの部活でフットサルをさせてもらいました。6年間と文字にしてみると長かったなあと感じます。

その間にメンバーも毎年大きく入れ変わり、いつの間にか周りが後輩ばかりになっていきました。

入部した頃は、ただボール蹴るのが楽しいくらいの気持ちでやっていたのが、3年生の時にキャプテンをやらせてもらってからは自分のプレーだけじゃなくて、チームがどうやったら勝てるのかとかを分からないなりに考えなきゃいけないようになって。

始めたきっかけに大した理由はなかったはずだけど、色んな偶然もあって、いつの間にかフットサルに夢中になれて本当に良かったなと思います。

 

思い返してみると、インタビューを受けて記事にしてもらったり、自分のコメントを大学のホームページに載せてもらったりなんてこともありました。

専任の指導者はつけずに活動している中で、何度もプロの方の指導を受ける機会をいただく事もできました。日本のトップに触れることができた事は本当に貴重な経験でした。

どれも自分で掴んだ機会とはとても言えなくて、とても恵まれた環境でした。感謝しかありません。

 

 

 

6年間色々あった気がしますが、フットサルが好きな気持ちだけは変わらなかったと思います。

テックはもちろん好きだし、自分でプレーするのも好きだけど、観戦したり応援したりするのも同じくらい好きでした。むしろそっちの方が好きな時期も結構ありました。笑

 

Fリーグは物凄くたくさん見たし、海外の試合を見るためにyoutubeを漁りまくりました。

その名残で自分のアカウントには、どこの国の人かも分からないようなチャンネルがいくつも登録されたままです。笑

 

テックにいる人たちはみんな、おそらく例外なくボールを蹴るのが好きだと思うし、試合に勝ちたい気持ちもそれなりに持っていると思います。それで十分かもしれないけど、個人的にはもっともっとフットサルっていうスポーツを大好きになってほしいです。

Fリーグでも、スペインリーグでも

あの選手いいよね!とか

あの試合みた?とか

あの戦術取り入れてみたいよね!とか。

そういう会話が増えたらもっと楽しくなるし、もっと強くなれるんじゃないかなと僕は勝手に思ってます。

 

 

 

6年間で一番良かったのは、やはり自分の代(2015年度)でF-NETの一部に昇格できたことです。

今現役でやってる後輩はまだ誰も入学していなかった頃の、昔話になっちゃいますが。

 

前年度(2014年度)は二部リーグを優勝したものの昇格戦で負けて一部昇格を逃し、

当時わずかしか試合に出れていなかった自分が部長を引き受けました。

次も昇格を逃せば自分の責任だと思ったし、そのままズルズルと何年も昇格できないままになってチームが廃れていってしまうとすら思いました。

今考えれば、二部から昇格するということ自体は困難な目標ではなかったのかもしれません。

それでも、絶対に落としちゃいけない試合が年間を通して続くっていうプレッシャーは自分にとっては凄く大きくて。”勝って当然、負けたら終わり”っていう状況が常に続きました。

 

年度の終わりに昇格戦に勝ったときは嬉しい気持ちよりも、解放されたような気持ちが圧倒的に大きかった事をはっきりと覚えています。たぶんあの日はほとんど笑ってないですね。笑

1年間を通しても、もちろん楽しさもあったけど、しんどいことの方が多かったような気もします。でも今となっては割と楽しかったことや良かった記憶ばかり残っています。

 

 

 

上級生になってからは、もっとできたなと思うこと、やり残したと感じることも沢山あります。鬱陶しがられてでも伝えるべきだったと思う事もあります。

お手本みたいなプレーをしてた訳でもないですし、チームに何か残せたかもよくわかりません。

 

この先、テックがどんどん強くなっている姿を見れたら凄く嬉しいし、ほんの少しでも貢献できたかなって思えるかもしれません。

そんな気持ちで応援しているOBは、きっと現役の皆が思っている以上に多いと思います。まあ別に普段はそんなこと意識する必要もないですけど。

負けが続いて辛い時とかどうでもいいと思いそうになった時に、実は応援してる人がいるって事をふと思い出して、頑張ろうと前向きな気持ちになってくれたらいいなと思います。

去年から活躍していた人はもちろん、(去年は練習に来なかった)新2年生にも期待してますよ!

 

ホームゲームは必ず応援いきます!!

今までありがとうございました!

この記事を書いたプレーヤー
OB Ryosuke Mutsuoka 六岡 諒介

Futsal Style インタビュー記事

左足から放たれる強烈なシュートを武器とする元キャプテン。通らない声を張りながら2015年度のキャプテンを全うした。キャプテン自ら2015年度チーム内得点王となる活躍によりチームを鼓舞し、見事テックを史上初のCFL1部昇格に導いた。試合前、緊張の余り会場の誰よりも逝ってしまっている顔は応援.comで必見だ。