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関東大学フットサルリーグ第7節 順天堂大学ガジル戦


こんにちは、最近チョンドンの守備が怖いと思いつつある#64清水です。テスト期間に入ったのですが、テストが3つしかないので、いつもとは違いとても気楽な日々を過ごしています。

 今回は、11月10日に行われた関東リーグの順天堂大学GAZIL戦を振り返りたいと思います。 テックはずっと大敗続きではいたのですが、1週間前の慶應ソッカー部戦では気持ちが入り集中して戦うことができていた時間帯がありました。2戦連続強豪相手ですが、よりその時間を増やして、全員一丸となって久々の勝利を目指したいところでした。

 ただ、結果は2-5で負けてしまいました…。

前日のミーティングでは狭いところからでもピヴォ当てをしてくることや、流動的に動くこと、ピッチをワイドに使って攻めてくることなどを注意しようという話をしていました(とりあえず相手がうまいという結論になり、具体的な対策は立てられませんでした…)が、失点シーンを振り返ってみると、1失点目は前半早い時間帯の失点で、ピヴォの位置にいる人が、相手のピヴォのコースを切っていないことに加え、フィクソも相手のピヴォを見失って簡単にピヴォ当てをされてしまっています。それから、ボールウォッチャーになってしまい、相手のフィクソが抜けたことに全く対応できていませんでした。2失点目は前3人が一直線に並んでしまって、簡単にピヴォ当てされてしまいました。4失点目はセットを一気に変われなかったこともあり、マークのずれがでてしまいました。5失点目は自陣の深い位置にいるアラに対して2人でかけてしまい、奪いきれず、後ろから入ってくる選手をマークに誰も付かず、フリーにさせてしまいました。

 ピヴォ当てによる失点は全て、斜めに当てられたもので、前日のミーティングで相手のピヴォ当ての特徴を掴み、具体的な対策を立てることができれば、失点を少なくできたのかなと思います。また、4失点目も最近セットが半分ずつの状況で失点が多いことが分かっていたので、もっと全員で変わることを心がければよかったと思います。5失点目に関しては、自陣の深い位置にいる相手に対し2人で挟みに行くことは誰かをフリーにさせることになるので、リスクが大きすぎると感じました。確実に奪える状況以外は基本マンマークで、抜かれたら違う人がカバーに行くことを徹底した方がいいかなと思います。失点以外では、カウンターを簡単に奪われてしまい、逆にカウンターをされてしまったことが多かった印象です。カウンターが無理なら1度作り直すことと、カウンターの精度を高めていくことを練習から意識する必要があると感じました。

 今回の試合はいつもよりも体を張れていて、ロースコアの時間帯が長かったので、これらの失点はもったいないと感じました。また、前半苦しんでいた3枚の前プレも後半に入って慣れてきた時間帯に沢山のチャンスがあったので、そこを決めていれば勝ちに持っていけたと思います。(自分も含め2年が外しすぎました。反省します…。)

 最後に、ガジルの前線の動きが個人的に嫌だったので、動画を見直して気付いたことを話したいと思います。テックは個人の局面で相手に劣る部分があるので、カバーを結構意識したいのですが、アラで相手が持っている時に、相手のピヴォがカバーをしようとするフィクソの後ろを通って逆サイドに行き、そのピヴォにしっかりついていけば、1対1の局面が生まれるし(アイソレーション?)、逆に、気づかずしっかりついていけなければ、斜めのピヴォ当てを使いシュートに持ってっていました。それも早い展開の中で行なっているので、守備側の指示も上手くできておらず、危ない場面が多かったです。他にも、最初クワトロで守備が1直線気味になっている時に、フィクソの人が抜けてジャゴナをすることも何回かありました。やっぱり強いチームは各条件下で相手が嫌な戦術を選択できていると強く認識させられました。(翌日のレグロでも多彩な戦術を使われてびっくりしました。)

 こういったことを自分たちもやっていきたいので、各個人がプロの動画を見て、色々な状況下での戦術を学び、みんなで共有し深い理解をしていく必要があるととても感じました。

以上で振り返りを終わりたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を書いたプレーヤー
OB Shun Shimizu 清水 舜

気持ちの入ったディフェンスが持ち味。普段は素敵な笑顔を振り撒いているが、心の奥底で闘志を燃やしている。洋楽を聴くことが趣味のお金持ち。